安倍首相の「悪夢」発言は「今の日本経済が民主党政権時より悪化している」ことの動かぬ証拠

安倍首相の主張通り、本当に日本経済が回復しているのなら、国民も実感しているはずなので、わざわざ発言する必要はありません。ましてや、「民主党政権の悪口」を言う必要はありません。なぜなら、マイナス思考になるので「他人の悪口を聴いて気分がよくなる人はいない」からです。どうせなら「景気の良い話を聞きたい」のです。ところが、わざわざ「今になって民主党政権の話を持ち出したのか?」というと、「民主党政権時よりも悪化していることが明らかになったから」です。人間は普段から意識していることしか口をついて出ませんから、よほど気になっているのでしょう。だからこそ、「民主党時代の悪夢」と言い出したのです。ところが、日本経済は「悪夢」どころか「目も当てられない現実」ですから最悪です。