「新築マンションの売り上げが半減」という悲惨な状況


「新築マンションの売り上げが半減」という悲惨な状況だそうです。不動産は東京五輪景気を当てにして中国が買い占めていたので、「アベノミクス不況なのに不動産が売れる」という不思議な現象が起きていたのですが、その反動が出たようです。無理もありません。不動産も需要と供給で決まりますから、需要が無いのに供給し続ければ、物件がだぶつくのは当然です。しかも、大量の物件が売りに出ているのですから、新築物件よりも2割安く入手できます。そちらに需要が流れるのは必然でしょう。となれば、供給過多で新築も安くしないと売れなくなります。結果的に全体の相場も下がるわけです。「五輪を開催すると不況になる」仕組みがコレですね。