深夜のコンビニは必要ない。過酷な仕事にバイトも敬遠


「24時間経営のコンビニは必要か?」というと、ほとんどの人は「必要ない」という回答です。コンビニ本部は「1時間でも長く店を開けて売上を増やしたい」でしょうが、現場の人間は迷惑です。普通の企業なら、過酷な労働に社員が「給料上げろ!」とストライキを起こすでしょう。現に、「過酷な仕事の割にバイド代が少ない」とバイトも敬遠している有様。つまり、「バイトを酷使しているから成立している業態(ブラック企業)」なのです。顧客が多い都市部ならペイするかもしれませんが、顧客が少ない地方部で深夜にニーズがあるとは思えません。そもそも、コンビニのパイオニアであるセブンイレブンは、7~23時経営で業績を伸ばしてきたのです。「コンビニ過多」と言われるこの時代に、24時間経営は自分の首を絞めるだけです。「売上至上主義」が生んだ悲劇と言えます。