「長時間労働は企業にとっても従業員にとってもマイナスでしかない」という現実

長時間労働は企業にとっても従業員にとってもマイナスでしかない」という現実を自覚すべきでしょう。長時間労働が続けば、従業員にとっては疲労とストレスがたまるので、思考能力が低下してミスが増え、作業効率が落ちます。結果、さらに残業が増えるので、「疲労とストレスがたまり、ミスが増え、作業効率が落ちる」という負のループにはまりこみます。企業にとっては業務の品質が落ちる上にリスクが増え、コストが跳ね上がるだけ。従業員にとっても、残業収入が増えてもストレスがたまれば注意力が散漫になり、事故や病気になるリスクが高くなるので、死へ一直線となります。長期的には、労使共にデメリットしかないのです。それでなくても、経営者は私利私欲に走って従業員を酷使し、私腹を肥やしていますから、従業員の暴動が起きるくらいの事は容易に想像できます。「日本人はおとなしい」というイメージがありますが、昔は結構、学生運動や闘争など、過激な事をやってましたからね。追い詰められれば何が起こっても不思議ではありません。いずれは「お金も寿命も無い世界」になるのですから、お金にこだわっても意味がないのです。

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http://www.nikkei.com/article/DGXLASFS19H4A_Z10C17A1MM8000/?dg=1
働き方改革、労使で協議 春季交渉へ経団連指針
http://www.nikkei.com/article/DGXLASFS17H44_X10C17A1EA2000/