不可思議なゴーン被告の保釈条件、身内が監視すればいくらでもインチキできる


ゴーン被告が「厳しい条件で保釈された」ことになっていますが、制限は海外旅行や長期旅行ができないくらいのものです。電話は好きなだけできるし、弁護士の事務所に行けばネットにもアクセスし放題。もちろん、ネットや関係者へのアクセスは禁止されていますが、弁護士の事務所で何をしようが「誰にもチェックできないから」です。監視者が第三者ならともなく、弁護士ですから「身内が監視すればいくらでもインチキできる」のです。捜査令状をとって電話やネットの履歴を取ることは可能ですが、それを裁判所が許可するとは思えません。ゴーン被告にとっては「やりたい放題」でしょう。もっとも、すでに権力の座から追放されているので、裁判に勝ってもメリットはありませんが。