「高齢者の平均貯蓄額は2000万円でも中央値は400万円しかない」という現実


「高齢者の平均貯蓄額は2000万円あるから大丈夫」と言い訳していますが、中央値は400万円しかなく、富裕層の貯蓄で底上げされているだけに過ぎません。しかも、国民の半分は「貯蓄50万円以下」ですから、「2000万円貯めろ!」と言ってもすでにリタイアしている高齢者は無理でしょう。若年層も給料は少ない・上がらない上に「アベノミクス不況」で目の前の生活で精一杯です。若年層は4000万円の不足ですから、無理難題をふっかけているわけです。ちなみに、40年働くとして、4000万円貯めるには毎月8万円強貯める必要があります。これは手取り収入の半分に相当しますから、無理難題とバッシングされるのも当然ですね。