「ガラパゴス化」は悪ではない。むしろ国内市場を守る防壁となる


ガラパゴス化」は孤立化を強調されて悪者扱いされますが、携帯市場を見れば分かるように、ガラケーからスマホにシフトした途端、米国の政治的圧力や、中国の「為替安による安売り攻勢」であっという間に国内市場が荒らされます。むしろ、ガラパゴス化した方が、技術防壁によって国内市場を守ることになります。瀕死のサムスン太陽光パネル技術などを譲渡した結果、安売り攻勢で日本企業が駆逐され、サムスンの後塵を拝する結果となっています。中国や韓国は「手段を択ばない」ので、これ以上、他国の侵略を防ぐには、「ガラパゴス化」がベストの選択なのです。すでに「大量生産・大量廃棄」の時代ではありません。国際競争力を強化するよりも国内市場を守る方向にシフトすべきでしょう。