ゴーン被告の妻は夫を残して仏国に逃亡、任意聴取にすら応じず


ペーパーカンパニーだけでもマズイのに、会社から横領した資金の送金先が妻や息子の会社では、もはや言い訳もできません。妻や息子の会社も「ペーパーカンパニー」ですから、妻が仏国に逃亡するのも当然でしょう。もっとも、「パスポートを押さえているから大丈夫」とたかをくくっていた検察は、「しまった!もうひとつパスポートがあったのか?」と悔しがっているでしょうが(苦笑)。いずれにしても、妻が逃亡してしまったことで、ゴーン被告が裁判で相当不利になったことは否めません。加えて、株主総会で全ての役職を解任されたことで、ゴーン派の支持を得にくくなってしまいました。強姦罪すら次々と無罪になる安倍独裁政権下で、無罪を獲得するのは「よほどの証拠が無い限り」困難でしょう。